失語症者の会話パートナーと友の会について説明します。

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会話パートナーとは

「失語症会話パートナー」とは、「失語症のことをよく知って、不自由なコミュニケーションを補いながら、一緒に会話をする人、周囲の人や地域社会との仲立ちをする人」です。

もともとはカナダのオーラ・ケーガンという言語病理学者が失語症の人のための会話パートナーの養成を行っているという論文を読んだ言語聴覚士が日本でも会話パートナーを養成しようと呼びかけたところから始まりました。

年々、失語症会話パートナーの考え方は拡大していき、現在は地域ST連絡会や市役所が主催となり、会話パートナー養成講座を開いています。

役割

失語症会話パートナーは、失語に関する知識を持ち、ゆっくり話す、短く簡潔に話す、話の要点を筆記しながら話す、描画や身振りをしながら話すことなど、失語のある人が理解しやすいように話をします。また、「はい/いいえ」で答えられるように質問する、選択肢を書いて指差しを求める、話の内容を確認しながら話すなど、失語のある人が言いたいことを表現できるようにお手伝いをします。

  • 会話の相手
  • 会話の橋渡し
  • わかりやすく書いてサポート
  • 趣味や社会活動へ参加を支援
  • 買い物や病院、役所への同行サポート
  • 社会への啓発

失語症友の会とは

失語症の多くの人は、日常の何気ない会話が不自由になり、仕事や趣味活動など、社会活動への参加が難しくなります。そこで、失語症の方々のコミュニケーションの機会作りとして、社会生活や社会復帰への情報交換の場として、社会への失語症の理解を深めることを目指して、といった様々な目的を持って活動している会です。

友の会では、失語症のある方だけでなく、ご家族や介護者、言語聴覚士も一緒に会を盛り上げています。

活動内容

失語症友の会の活動は、レクリエーションやお茶会、演劇、料理教室、旅行等地域により様々です。
また、運営も失語症のある方だけで運営しているところ、関係者が協力し合っているところ、病院が関わっているところなどやはり地域によりスタイルが異なります。

是非、インターネットで調べたり、担当の言語聴覚士に尋ねてみてください。

失語症友の会には、各地域の友の会のほかにそれぞれの友の会を結ぶ代表として全国失語症友の会連合会もあります。お住まいの地域の友の会を探す際にお役に立つと思います。
全国失語症友の会連合会

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
STナビ管理人。言語聴覚士。