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聴覚障害

椎骨脳底動脈循環不全症

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椎骨脳底動脈とは、大動脈から分岐した椎骨動脈が脳底部で合流して1本の脳底動脈となり、脳、特に脳幹や小脳へ血液を送る血管です。この血管が何らかの理由で血流障害を起こすと、脳に十分な血液が行き渡らない虚血状態になり、めまいが生じます。

症状

頭を回す、起き上がるなどの動作によりめまいが生じます。ときには歩いているときや安静状態でも突然起こります。めまいのタイプでもっとも多いのは、ぐるぐる回るようなめまい(回転性めまい)で、次いでふらふらと身体の浮くようなめまい(浮動性めまい)、目の前が暗くなるようなめまい(眼前暗黒感)もみられます。
めまいは数十秒~数分で治まりますが、何度も繰り返す傾向にあります。

また、頭痛や脱力感、気が遠くなる感じ(意識障害)、ものが二重に見える(視覚障害)、手のしびれ感などの症状が現れる人もいます。耳鳴り、難聴などの耳の症状が現れるのはごくまれです。

原因

椎骨脳底動脈が循環不全になる原因は大きく分けて「椎骨動脈が圧迫される」「椎骨脳底動脈が狭い」の2つがあります。

椎骨動脈の圧迫

椎骨動脈は頸椎(首の骨)の中を通っています。外傷や高齢による老化で頸椎が変形している場合は、急に後ろをふりむいたり、天井を見上げたり、床を見たりなどの動作によって、椎骨動脈が圧迫されて血液循環が悪くなり、めまいを生じます。

椎骨脳底動脈が狭い

高血圧や高脂血症、糖尿病などの疾患があると、動脈硬化によって椎骨脳底動脈が狭くなることがあります。また、生まれつき椎骨脳底動脈が細い人もいます。

治療

原因疾患の治療

動脈硬化の原因となっている生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病など)の治療を積極的に行います。また、頸椎が変形している場合には、手術により治療を行うこともあります。原因疾患の治療を行わなければ、循環不全はさらに進行し、より深刻な病態へと至る可能性があります。

めまいの治療

めまいに対しては、症状によりいくつかの薬を併用します。血液の流れを良くする循環改善薬、自律神経のバランスを整える自律神経調整薬、めまいに対する不安があるときには抗不安薬などを処方します。

めまい発作の予防を心がける

特定の姿勢や動作でめまいが生じる場合は、そのきっかけを覚えておき、できるだけゆっくり動くことでめまい発作を予防することができます。また、普段の生活においても急に振り向かないなど、急激に首を動かさないよう心がける必要があります。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

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