STナビ

医療・福祉・介護・リハビリテーションの情報サイト:STナビ

高次脳機能障害

レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)

投稿日:

レーヴン色彩マトリックス検査(Raven’s Coloured progressive matrices:RCPM)は、視覚的課題の演繹的な推理能力を測定する検査として考案され、一般には知能検査として利用されています。

特徴

以下の3つの課題があります。

  • 5歳以上の児童と高齢者を対象としたRCPM
  • 概ね6歳以上を対象としたレーヴン標準漸進的マトリックス(SPM)
  • 概ね11歳以上の者や平均以上の成績を示す者を対象としたレーヴン高次漸進的マトリックス(APM)

日本では標準化された日本版RCPMが利用されています。
また本検査は、WAB失語症検査の下位検査にも含まれており、言語障害者や高次脳機能障害者の知的機能障害の有無を判定することも可能です。

言語を介さずに答えることができる非言語的な概念形成と意味づけの検査で、文化的背景に影響されにくく、被検者に負担をかけないで連続した視覚的パターン合わせと類似の問題によって関係と相関を抽出する推理能力を測定できます。

所要時間は10~15分です。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-高次脳機能障害
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

時計描画検査(CDT)

時計描画検査(Clock Drawing Test:CDT)は、様々なスコアリング法が開発されていますが、臨床現場ではRouleau法が使用頻度が高くあります。 特徴 施行方法は、Command CD …

三宅式記銘力検査

対語法による聴覚性言語性記銘力検査です。 近時記憶、なかでも言語性の記憶能力を評価します。意味的関連の深い名詞(有関係対語)10対と意味的関連の希薄な名詞(無関係対語)10対から構成され、一対ずつ聞か …

標準高次視知覚検査(VPTA)

標準高次視知覚検査(Visual Perception Test for Agnosia:VPTA)は、日本失語症学会により、視覚失認、視空間失認を中心とした高次視知覚機能やその障害を包括的に把握でき …

高次脳機能障害者の社会保障制度

高次脳機能障害者の社会保障制度 高次脳機能障害は、行政上、精神疾患とされているので、制度や福祉サービスを利用することができます。障害の程度や年齢、原因疾患により利用できるサービスはさまざまですので、ま …

長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

長谷川式簡易知能評価スケール(Hasegawa Dementia Scale:HDS-R)は、日本におけるもっとも長い歴史をもつ認知症のスクリーニング検査です。5分〜10分程度で実施可能なため、医師・ …