STナビ

医療・福祉・介護・リハビリテーションの情報サイト:STナビ

リハビリ・医療 言語発達障害

特異的言語発達障害

投稿日:2015年10月12日 更新日:

特異的言語発達障害とは

言語発達に関わる要因としての聴覚障害、知的障害、対人関係障害(広汎性発達障害)、脳の器質的障害、発声発語器官の障害、環境の問題などに原因がないにもかかわらず、言語発達が特異的に遅れてしまう障害です。

言語の表出面(話し言葉)が特異的に遅れてしまう表出性言語障害と言語の理解と表出がともに遅れる受容・表出混合性言語障害の2つのタイプがあります。

原因ははっきりしていません。

言語発達の特徴

  • 言語表出の発達は初期には遅れており、ジェスチャーなどを使用します。だが、就学前までにはことばを使ったコミュニケーションは支障がなくなることが多い。
  • 言語表出は稚拙で、単語や2,3語文の発話が多く、助詞の欠落したまとまりのない会話が多い。
  • ことばの数が少なく、ことばが浮かばないことなどの問題を指摘される多い。
  • 単音ならしっかり発音できるが、単語や文になると発音の誤りが出現しすることがある。
  • 文脈における意味理解が困難で、的外れな応答をしたり、会話が自己中心的になったりする。

こうした問題が就学以後の読み書きやより高次の学習言語の習得に問題を引き起こす原因になることが多くあります。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-リハビリ・医療, 言語発達障害

執筆者:

関連記事

声帯ポリープ

声帯に炎症性の脹れができた状態です。ポリープの大きさはまちまちで、原則は声帯の片側にできますが、まれに両側にできる場合もあります。 この記事の投稿者 宮崎 関大 言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器 …

器質性構音障害

器質性構音障害とは 言葉を発音する器官に異常があり、正しい構音ができない状態のことを器質性構音障害と呼びます。 原因 器質性構音障害の原因の代表的なものは先天的なものでは口唇(顎)口蓋裂、後天的なもの …

喉頭乳頭腫

ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によって起こる良性の腫瘍です。腫瘍は喉頭のあらゆる箇所に発生する可能性がありますが、声帯が一番の好発部位となっています。 また、喉頭乳頭腫は再発することが多く、治療に …

耳の解剖と聞こえについて

耳の解剖 外耳 耳介(がいじ)と外耳道(がいじどう)から作られます。 耳介は前後の方向感覚に役立ち、外耳道は鼓膜へ音を伝えるトンネルとしての働きをします。 中耳 鼓膜(こまく)、耳小骨(じしょうこつ) …

嚥下障害のリハビリテーション(直接訓練)

嚥下障害のリハビリテーションについて 摂食・嚥下障害に対するリハビリテーションには、嚥下器官へ刺激や運動を加えて間接的に嚥下を改善しようとする間接訓練(機能改善アプローチ)と姿勢や食物形態の調整、摂取 …