STナビ

医療・福祉・介護・リハビリテーションの情報サイト:STナビ

リハビリ・医療 音声障害

音声振戦症

投稿日:

本態性振戦症という疾患の症状のひとつで、声の「ふるえ」が起こります。

※ 本態性振戦症とは、原因不明の身体に「ふるえ」が起こる疾患です。症状は「ふるえ」のみで、手や足、声など身体上に「ふるえ」がみられます。

症状

症状は、声帯や軟口蓋、舌などの声を出すために働く筋肉の全部または一部が、声を出すときに律動的にけいれんすることで、声がワンワンと揺れるように聞こえます。鏡に向かって「あー」と声を出した時に口蓋垂(のどちんこ)が、前後あるいは左右に踊るように揺れるときは、音声振戦の可能性があります。

ふるえは精神状態にも作用され、緊張した場面ではよりふるえが起こりやすいようです。

治療

治療は薬物療法になります。薬を内服して筋肉のふるえを抑えながら、音声治療で発声時の呼吸を整える練習をすると改善していきます。この疾患は完治することがなく、薬の内服を止めるとふるえが再発します。したがって、継続して薬を内服することが大事になります。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-リハビリ・医療, 音声障害

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

内耳の疾患

内耳とは 蝸牛(かぎゅう)とそこからつながる神経から作られる器官を内耳と呼びます。 内耳の代表的疾患には以下のようなものがあります。 ※耳の構造については、耳の解剖と聞こえについてをご覧ください。 内 …

高次脳機能障害者の社会保障制度

高次脳機能障害者の社会保障制度 高次脳機能障害は、行政上、精神疾患とされているので、制度や福祉サービスを利用することができます。障害の程度や年齢、原因疾患により利用できるサービスはさまざまですので、ま …

4月2日は世界自閉症啓発デー

毎年4月2日は、国連が2007年に制定した「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」です。世界中のランドマークがテーマカラーのブルーに染まり、自閉症を知ってもらうた …

ことばの正常発達

0歳児 生まれたての赤ちゃんは泣くことにより自分の欲求(おむつやごはんなど)を母親に伝えますが、2ヶ月ころになると声を出す器官が発達し、「アウアウ」といったクーイングという声がでてきます。これは機嫌の …

超皮質性運動失語の症状と特徴

この記事の投稿者 宮崎 関大 言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。 投稿者の最新の記事 記事一覧 2018.09.18高次脳機能障害遂行機能 …