真面目な小話:患者さんの「生活」を考えてみよう~その1~

コラム

「生活行為向上リハビリテーション加算」という加算があります。介護保険領域である通所リハビリテーションのみが算定する事が出来る加算です。なんと1カ月に2000単位!!通所リハの中で一番大きい加算です。

しかし、この加算を取るためには色々な条件を満たさないといけません。が今回はその話は置いといて…名前にもなっているこの「生活行為」。この言葉を一緒に考えていきませんか?

「生活行為」この言葉を見て何が思いつきますか?私は「入浴」「食事」「排泄」といった言葉が思いつきました。おそらくこの記事を見てくれている方々も同じ意見かもしれません。

「生活行為」は上記の言葉のみを指しているのではありません。「生活行為」とはその人が「してみたい」「興味がある」などの個人の意思が関与する活動を指します。また、生活行為は「やる必要がある」「できなくなると困る」事も含まれています。

私の場合は、最近の楽しみで食後にプリンを食べます。○っちんプリンから、1個150円くらいのプリンまで。さまざまなプリンを買ってきては食べます。この行為が私にとっての「やる必要がある生活行為」です。(あくまで私の場合です。)

もし何かの病気で障害が残り、プリンが食べられなくなったら、私にとっての「生活行為」は支障をきたします。さて・・・その時にセラピストは何をしますか?長くなるので次回に続きます。

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