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勉強・国家試験対策

言語聴覚士国家試験勉強法

投稿日:2015年10月1日 更新日:

ここでは、国家試験の勉強方法について解説します。

国家試験の勉強方法は大きく分けて3つの柱となっています。

  • 過去問の解説作り(基礎)
  • オリジナル問題作り(応用)
  • 音読(復習)

過去問の解説作り

まず、一番始めに取り掛かる勉強は、過去問を解きながらその解説を作る!という方法です。

言語聴覚士の勉強とは、詰まるところ、国家試験の勉強になります。それならば、参考書を読んでから過去問を解くよりも過去問を解く過程で参考書を読み勉強していく方が断然効率が良いです。また、実際に問題に対して参考書を読むために、ただ覚えるのではなく、その設問に対する答えを探すという目的ができ、集中力と参考書を読む力が付きます。

この解説作りの段階では、ひたすら参考書を読んで、ひたすらノートに解説を書くことになります。したがって、基礎的な知識はこの段階でほぼ得られます。

この勉強方法については過去問の解き方&ノートの作り方を参照ください。

オリジナル問題作り

オリジナル問題作りのやり方

基礎を十分得た後の段階では、オリジナル問題を作り、さらにその問題に対する解説も作る!という方法を用いて、応用力をつけていきます。

この段階に達するためには、過去問解説作りで十分に参考書の読み込みをしていないければ難しいと思います。つまり、オリジナル問題を作れるということは、自分で問題を作れるだけの知識があるということです。

オリジナル問題は、友人たちとグループを作り複数人で行うとさらに効果的になります。実際に問題を作っていくのですが、問題を作るのは意外と大変です。

まずは、軸となる設問を考え、それに対する選択肢を5つ考えます。参考書をしっかり読んでいなければ、選択肢を作ることができません。また、明らかな間違いの選択肢と間違いかどうか悩むような選択肢とでは問題の難易度が異なります。もちろん、国家試験を合格するための力をつけるためには、自分の知識を総動員して解くような問題のほうが勉強になります。

さらに、グループ内で問題がかぶらないように作るとなると、参考書の端から端までじっくりと読みこんでいく必要があります。参考書にほんの少し載っているだけの単語を軸として問題を作り、選択肢を含めその解説まで考えると、軸となる単語について深く調べるために他の参考書も読み込んでいきます。これを繰り返すことで多くの参考書を読むことができ、また、解説作りにより理論的な知識の展開をすることが可能になります。

グループで行う場合のヒント

グループで行う場合、オリジナル問題をグループメンバーに解いてもらい、その後、メンバーの前で答えの解説と質疑応答を行うという形にするとさらに効果的です。

オリジナル問題作りと解説を自分ひとりの中で完結させてしまうと、問題傾向の偏りが生まれたり、勘違いが生じることがあります。

自分で作った問題を周りの人に解いてもらい、その人達の前で解説・質疑応答を行うことで、もし解説では不十分な情報があったり、勘違いやミスがあったりしたときに指摘してもらえ、さらに知識をつけるチャンスになります。また、質疑に対して理論的に説明する思考がつき、知識の理解度が深まります。

このオリジナル問題を複数人で行うことにより、様々な問題に触れることになり、問題傾向の偏りを防ぐことができます。

また、たくさん問題を作ることで、参考書の読み込みも進み、質疑応答での意見もより専門的なものに発展していけると思います。

このグループでのオリジナル問題作り&解説は、あくまで一例です。自分たちのグループで勉強を進めていくうちに、自分たちのやり方ができてくると思います。ここのやり方は、グループ学習のヒントとして是非有効に活用してください。

音読

学習の最終段階は、音読です。

音読とは、そのままの通り「声に出しての読む」です。

これは様々な勉強法で取り上げられている方法で、参考書などを声に出して読むことにより、目からの情報を耳からの情報としてフィードバックすることができます。そのことにより、2重の刺激を得ることができ、記憶への定着をより促進します。

ただ声に出して読むだけでも効果的ですが、さらに効果を出す方法として、「鏡に向かって音読をする」という方法もあります。

鏡に向かって音読することにより、ひとりでの音読とは違い、自分以外の人に説明しているという意識を持つことができ、より丁寧に音読を行うことができます。他人に説明するという作業は、自分のなかで知識を反芻しながらの作業になります。そのため、ただ参考書を読むよりもとても効果的です。
鏡じゃなくても、ぬいぐるみなど、「自分以外の誰か」をイメージできるものでしたら何でもかまいません。是非実践してみてください。

まとめ

国家試験勉強法は、「過去問解説作り」「オリジナル問題作り」「音読」の3つの柱で勉強を進めていきます。

まずは「過去問解説作り」、次に「オリジナル問題作り」、最後に「音読」です。これらは順番に行うことで知識をより深く理解することへの手助けとなります。

また、順番にやることが大事ですが、終わった過程は引き続き行ってもかまいません。「過去問解説作り」の600問を終わった後、オリジナル問題だけを作るのではなく、その間も過去問を解いてもかまいません。また、オリジナル問題を作っている間に音読を行ってもかまいません。

むしろ空き時間があったら、積極的に終了した過程も再度勉強し直してください。

ここで紹介している勉強法は「基礎」「応用」「復習」の順番になっています。基礎の段階で全般的な知識と参考書の読み方を覚え、「応用」の段階で知識の活用法を学び補足的知識を得て、「復習」の段階で記憶へ定着させていく。この勉強の段階を経ることで、「勉強の仕方」も自然と学んでいけます。

「国家試験の勉強の仕方がわからない」という声を良く耳にしますが、国家試験に限らず、勉強にはやり方があります。

正しい勉強の仕方を学び、国家試験へ向けて集中して勉強に取り組んでください。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

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