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言語聴覚士(Speech Therapist:ST)は、医療従事者(コ・メディカルスタッフ)として、「聴こえ」、「ことば」、「飲み込み」といったコミュニケーションに関する問題に対応するリハビリテーションの専門職です。

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言語聴覚士とは

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コミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。それにより現れる問題は、脳卒中後の失語症、聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など多岐に渡り、小児から高齢者まで幅広く現れます。言語聴覚士は、これらコミュニケーションの問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。

また、医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士などの医療専門職、ケースワーカー・介護福祉士・介護支援専門員などの保健・福祉専門職、教師、心理専門職などと連携し、チームの一員として問題の解決を図り、、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう、「聴こえ」、「ことば」、「飲み込み」に問題をもつ方とご家族を支援します。

言語聴覚士の人数の累計

国家試験は、平成11年から始まり、平成28年の現在まで18回行われています。
資格を取った方の人数は年々増え、現在までで27,274人の方が言語聴覚士試験に合格されています。

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言語聴覚士になる方法

言語聴覚士になるには、法律に定められた教育課程を経て国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。

国家試験の受験資格を得るには大きく分けて3通りの方法があります。

高等学校卒業から目指す

文部科学大臣が指定する大学(4年制、3年制短大)、または、厚生労働大臣が指定する言語聴覚士養成所(3年ないし4年制の専修学校)に入学し、必要な知識と技能を修得し、卒業する。

一般大学卒業から目指す

専修学校(2年制)で必要な知識と技能を修得する。

その他

外国の大学などで言語聴覚士の業務に関する学業を修めた場合は、厚生労働大臣に書類を提出して認定を受けることにより、受験資格を得る。
大学(短期大学を除く)において厚生労働大臣が指定する科目を修めて卒業した方は、書類審査を経て受験資格を得る。

上記課程を経て受験資格を得たら、次はいよいよ国家試験です。国家試験は年に1度、2月頃に行われます。この試験に受かって、はじめて言語聴覚士免許がもらえます。

試験の合格率は6割と、リハビリ職のなかでは少々難しい部類ですが、たくさん勉強して、たくさん知識をつけ、立派な言語聴覚士を目指してください。

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言語聴覚士養成校一覧を見る

主な職場

言語聴覚士が活躍する職場は年々増えており、現在は病院などの医療機関、保健所や介護老人保健施設などの保健機関、障害者福祉センターや肢体不自由児施設などの福祉施設、特別支援学校やことばの教室などの教育機関など実に様々な職場で活躍しています。

医療機関

  • 病院(耳鼻咽喉科、口腔外科、形成外科、小児科、リハビリテーション科)
  • リハビリテーションセンター
  • 地域医院
  • 診療所etc…

保健機関

  • 介護老人保健施設
  • デイケアセンター
  • 訪問看護事業所
  • 訪問リハビリテーション事業所
  • 保健所etc…

福祉機関

  • 特別養護老人ホーム
  • デイケアサービスセンター
  • 肢体不自由児施設
  • 重症心身障害児者施設
  • 療育センター
  • 障害者福祉センターetc…

教育機関

  • 小中学校
  • 特別支援学校
  • ことばの教室
  • 研究施設
  • 言語聴覚士養成校etc…

その他

  • 補聴器メーカー、人工内耳メーカー
  • 市役所障害福祉課etc…

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この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
STナビ管理人。言語聴覚士。