ウィスコンシンカード分類検査(WCST)

高次脳機能障害

ウィスコンシンカード分類検査(Wisconsin Card Sorting Test:WCST)は、前頭葉機能の注意や概念の転換などの機能を評価する方法として考案された検査です。

色、形、数の異なるカードを検査者の分類基準に従っていずれかの属性に分類する検査です。注意やセットの維持・転換の検出に鋭敏とされています。
日本では、分類カテゴリーの重複する反応カードを削減した48枚法である修正カード分類検査に、さらに2段階の教示、前頭葉症状である言語による行為の制御障害の評価も行えるようにした新修正法である慶應版ウィスコンシンカード分類検査が臨床現場でよく使用されています。
また、さらに施行が簡便となったコンピューターによる検査法もよく使用されています。
(脳卒中データバンク)

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