第101問脳神経を形成する鰓弓は何対あるか。
- 2対
- 4対
- 6対
- 10対
- 12対
第102問脳底動脈から分岐するのはどれか。
- 前大脳動脈
- 前交通動脈
- 中大脳動脈
- 上小脳動脈
- 眼動脈
第103問血液粘稠度が高くなるのはどれか。
- 血漿フィブリノゲン減少
- 血小板変形能低下
- 血小板凝集能低下
- ヘマトクリット減少
- 白血球数減少
第104問正しいのはどれか。
- 炎症部位の血管は収縮が続いている。
- 炎症には赤血球が関与する。
- 炎症部位の皮膚温は低い。
- 炎症部位には浮腫が生じている。
- 炎症と感染とは同義である。
第105問肺炎の急性増悪期にみられないのはどれか。
- 血沈の遅延
- 咳嗽
- 発熱
- CRPの上昇
- 悪寒
第106問慢性腎不全でみられないのはどれか。
- 全身倦怠感
- 黄疸
- 貧血
- 浮腫
- 高血圧
第107問球麻痺でみられるのはどれか。
- a.回転性めまい
- b.運動失調
- c.嚥下障害
- d.構音障害
- e.顔面感覚障害
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第108問境界型人格障害でみられないのはどれか。
- 衝動行為
- リストカット
- 過量服薬
- させられ体験
- 異性関係のトラブル
第109問後期高齡者とは何歳以上か。
- 60歳
- 65歳
- 70歳
- 75歳
- 80歳
第110問正しい組み合せはどれか。
a.マルファン症候群 ーー くも状指
b.ターナー症候群 ーー 早熟
c.ソトス症候群 ーー 小頭症
d.ヌーナン症候群 ーー 低身長
e. プラダー・ウィリー症候群 ーー 過食
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第111問新生児について正しいのはどれか。
a. 出生後5分でのアプガースコア1点は重症仮死と判定される。
b. 極低出生体重児の脳性麻痺の原因として脳室周囲白質軟化症がある。
c. 新生児仮死による脳障害は脳梗塞である。
d. 出生体重2500g以下の児は低出生体重児に分類される。
e. 新生児核黄疸の予防には光線療法が有効である。
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第112問記憶障害のリハビリテーションで用いられる手法はどれか。
a.絵画療法
b.PQRST法
c.携帯電話の活用
d. 手がかり漸減法
e.感覚統合訓練
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第113問パーキンソン病で訓練対象でないのはどれか。
- 嚥下障害
- 言語障害
- 巧緻動作障害
- 姿勢反射障害
- 振戦
第114問慢性副鼻腔炎でみられないのはどれか。
- 嗅覚障害
- 鼻茸
- 嗄声
- 後鼻漏
- 前頭部痛
第115問食道再建に用いられるのはどれか。
- 広背筋
- 腹直筋
- 大網
- 小腸
- 直腸
第116問エナメル上皮腫について正しいのはどれか。
- 歯髄細胞から発生する。
- 組織はエナメル器に類似している。
- 上顎の大臼歯部に好発する。
- エックス線所見で不透過像を示す。
- 増大すると歯肉に潰瘍を形成する。
第117問口腔組織の加齡変化について誤っているのはどれか。
- 咬耗による歯冠長の短縮
- 歯肉の退縮による根面露出
- 顎骨の萎縮による義歯の不安定化
- 咀嚼運動による下顎骨筋突起の平坦化
- 唾液分泌の減少による口腔乾燥
第118問正しいのはどれか。
a.内リンパは脳脊髄液とイオン組成が近い。
b. 正円窓膜はアブミ骨と同位相で振動する。
c. 蝸牛遠心性神経は血管条の機能を調節する。
d. アブミ骨の振動によって基底板に進行波が生じる。
e.血管条ではカリウムイオンの能動的輸送が行われる。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第119問内耳性難聴で正しいのはどれか。
a. 補充現象が陽性である。
b. 最高語音明瞭度が低下する。
c. 純音聴力検査で気骨導差を認める。
d.ティンパノグラムはB型を示す。
e. 自記オージオグラムは Jerger分類IV型を示す。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第120問誤っているのはどれか。
- 安静呼吸では呼気筋は活動しない。
- 変声前は胸式呼吸が一般的である。
- 酸素を体内に取り込み炭酸ガスを排出することを外呼吸という。
- 横隔膜の筋肉は横紋筋である。
- 壁側胸膜と肺側胸膜とは互いに接している。
第121問誤っているのはどれか。
- 裏声発声では声帯振動の振幅が小さくなる。
- 二重声の診断にはストロボスコピーが有用である。
- 吸気発声で仮声帯は外転する。
- 女性にも変声期はある。
- 女性の話声位は加齢とともに低くなる。
第122問優位側角回の損傷で最も生じにくいのはどれか。
- 失書
- 失計算
- 呼称障害
- 構成障害
- 立体覚消失
第123問関連のない組み合せはどれか。
- 顔面神経核 ーー 表情筋の運動
- 内側縦束 ーー 眼球運動
- 内側毛帯 ーー 触覚
- 弧束核 ーー 味覚
- 舌下神経核 ーー 軟口蓋の運動
第124問群化と関係のないのはどれか。
- 陰影の要因
- 共通運命の要因
- 近接の要因
- 類同の要因
- 閉合の要因
第125問正しいのはどれか。
- 痕跡条件づけ手続きでは古典的条件づけは成立しない。
- オペラント条件づけでは部分強化すると消去抵抗は小さくなる。
- 強化の遅延は条件づけの過程を阻害する。
- 強化スケジュールは負の強化には効果を持たない。
- オペラント条件づけでは般化の現象は生じない。
第126問長期記憶に関係ないのはどれか。
- 手続記憶
- 作動記憶
- 意味記憶
- 宣言的記憶
- 展望記憶
第127問名義尺度上の測定値に適用できるのはどれか。
- 分散分析
- F検定
- U検定
- t検定
- χ2検定
第128問対象の印象を調べる方法として適切なのはどれか。
- 上下法
- 極限法
- SD法
- ME法
- 恒常法
第129問質問紙法による心理検査はどれか。
- CAT
- MPI
- HTP
- SCT
- TAT
第130問WISC-Ⅲにおいて知覚統合の下位検査はどれか。
- 算数
- 理解
- 類似
- 絵画配列
- 記号探し
第131問統合失調症のリハビリテーションに適しているのはどれか。
- SST
- EMDR
- 系統的脱感作法
- 暴露反応妨害法
- 弁証法的行動療法
第132問発達研究における縦断的方法の特徴はどれか。
- 一時点において異なる年齢群を対象とする。
- 乳児には実施できない。
- 対象者の匿名性を保証しゃすい。
- 遺伝要因と環境要因とを分離できる。
- 発達プロセスの個人差をとらえることができる。
第133問学習準備性について正しいのはどれか。
- Watson,J.Bが提唱した。
- 適正一処遇交互作用とも呼ばれる。
- 成熟を重視する。
- 視覚的断崖課題で測定する。
- 男子より女子の方が獲得しやすい。
第134問Erikson,E.Hの心理社会的発達段階論について正しい組み合せはどれか。
a.乳児期 ーー 親密性対孤独
b.乳児期後期 ーー 自主性対罪悪感
c.児童期 ーー 勤勉性対劣等感
d.青年期 ーー 同一性対自己陶酔
e.老年期 ーー 世代性対絶望
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第135問[pha]について正しいのはどれか。
- 閉鎖の開放と声帯振動の開始とが同時に行われる。
- 閉鎖の開放より遅れて声帯振動が開始する。
- 閉鎖の開放に先立って声帯振動が開始する。
- 閉鎖の開放はあるが声帯振動はない。
- 閉鎖の開放はないが声帯振動はある。
第136問ハ行子音として現れないのはどれか。
- [x]
- [h]
- [f]
第137問下線部で口腔内に完全な開鎖が作られるのはどれか。
a.かんり(管理)
b.かんけい(関係)
c.かんい(簡易)
d.かんやく(簡約)
e.かんわ(緩和)
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第138問声道の伝達特性で誤っているのはどれか。
- 母音ではホルマントで決まる。
- 鼻音化母音ではホルマントとアンチホルマントとで決まる。
- 半母音ではホルマントとアンチホルマントとで決まる。
- 無声摩擦音ではホルマントとアンチホルマントとで決まる。
- 有声摩擦音ではホルマントとアンチホルマントとで決まる。
第139問共通語(東京方言)のアクセント句の基本周波数(ピッチ)曲線について正しいのはどれか。
a. 鼻音区間で途切れる。
b. 有核語のない句では一定の値を持続する。
c. アクセント核によって急激に下降する。
d. ダウンステップによってピーク値が低くなる。
e. 焦点 (強調) の置かれた句ではピッチレンジが狭くなる。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第140問音の振幅を変えないで持続時間を1秒から0.002秒にしたときの聴覚閾値の上昇量に近いのはどれか。
- 0dB
- 10dB
- 20dB
- 30dB
- 40dB
第141問気導と骨導の聴覚閾値レベルがそれぞれ30dBと10dBの耳にイヤホンで実効マスキングレベル40dBのマスキングをしたときの気導聴覚閾値レベルはどれか。
- 30dB
- 40dB
- 50dB
- 60dB
- 70dB
第142問下線部が連濁であるのはどれか。
- ざらざら
- おおどろぼう(大泥棒)
- ざま(様)
- おおじしん(大地震)
- ほのぼの
第143問敬語の種類が他と異なるのはどれか。
- くださる
- お休みになる
- いらっしゃる
- お送りする
- 召し上がる
第144問日本語の特徴で正しいのはどれか。
a. 述語の位置は文末に近い傾向がある。
b. 格助詞は原則として省略されない。
c. 活用の仕方はヨーロッパ諸語に近い。
d. 語順によって文法的関係を表わす。
e. 前置詞ではなく後置詞を用いる。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第145問助詞「は」と「が」について当てはまらないのはどれか。
- 従属節の中では原則的に「が」を用いる。
- 二者の対比を示したいときは「は」を用いる。
- 新情報であることを示すときは「は」を用いる。
- 主語には「が」を用い、主題には「は」を用いる。
- 語と語の文法的関係を示すときは「が」を用いる。
第146問Piaget理論に基づく発達評価と関係ないのはどれか。
- 人見知りをする。
- 積木で車を作る。
- 積木で車を作る。
- 布で隠された玩具をとる。
- 台の上に乗って物を取る。
第147問生活保護法で現物給付はどれか。
- 医療扶助
- 教育扶助
- 住宅扶助
- 生活扶助
- 生業扶助
第148問社会的リハビリテーションの対象はどれか。
a. ICIDHの機能障害に対応する。
b. ICIDHの能力障害に対応する。
c. ICIDHの社会的不利に対応する。
d. ICFの参加に対応する。
e. ICFの心身機能・身体構造に対応する。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第149問言語聴覚士免許証の再交付を受けるために必要なのはどれか。
- 政令で定める額の手数料を納める。
- 厚生労働大臣の指定する職員に意見を聴取させる。
- 厚生労働大臣が指定した講習会の過程を修了する。
- 言語聴覚士国家試験を再受験し、 これに合格する。
- 医師又は歯科医師の指導を受ける。
第150問わが国の年金制度で誤っているのはどれか。
- 3種類(障害、遺族、老齢)の年金がある。
- 任意加入である。
- 民間企業の被用者は厚生年金である。
- 公務員は共済年金である。
- 自営業者は国民年金である。
第151問正しいのはどれか。
- 脳性麻痺は進行性である。
- 知的障害は知的機能の低下と発達期の発症との2要因で定義づけられる。
- 広汎性発達障害はレッド障害を含む。
- 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)は、不注意か衝動性のいずれかの症状を呈する。
- 学習障害は環境的な要因が原因となる。
第152問言語聴覚療法について正しいのはどれか。
a. 障害が重篤な場合には一定期間の実施にとどめる。
b対象者の全体像を把握するように努める。
c. 学習理論に基づく方法などを用いる。
d. 訓練計画立案においては家族の希望は考慮しない。
e. 環境調整は言語聴覚療法には含まれない。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第153問正しいのはどれか。
a. 看護師は純音聴力検査を行うことができる。
b. 検査結果に基づく診断は医師が行う。
c.言語聴覚士は診療の補助行為として嚥下訓練を行うことができる。
d. 言語聴覚士は下咽頭食道造影検査を行うことができる。
e. 言語聴覚士はビデオ内視鏡検査を行うことができる。
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第154問言語優位半球について誤っているのはどれか。
- 遺伝的要因が関与する。
- 利き手の矯正によって変化する。
- 記号としての言語に関与する。
- 右利きでは9割以上が左側である。
- 左利きでは6割以上が左側である。
第155問超皮質性運動失語の特徴はどれか。
- 錯文法
- 迂回反応
- 自発話減少
- ジャルゴン
- 音韻性錯誤
第156問視床失語の特徴でないのはどれか。
- 回復がよい。
- 声量が低下する。
- 語性錯誤がみられる。
- 喚語困難がみられる。
- 再帰性発話がみられる。
第157問急性期の失語症の指導について誤っているのはどれか。
- 意思伝達方法を確立する。
- 単純な快刺激を与える。
- 認知機能障害に対応する。
- 正確な予後予測をする。
- 環境調整をする。
第158問後天性小児失語症について誤っているのはどれか。
- 新しい知識の学習は保たれる。
- 原因疾患は脳外傷が多い。
- 読み書きに問題が生じる。
- 指導・訓練は長期にわたって行う。
- 流暢型失語がみられる。
第159問誤っているのはどれか。
- 遮断除去法では障害が軽い言語様式を前刺激として用いる。
- 刺激法では聴覚刺激を重視する。
- 行動変容法ではプログラム学習の原則を用いる。
- 認知神経心理学的アプローチでは情報処理モデルを用いる。
- PACEでは伝達手段を限定する。
第160問正しい組み合せはどれか。
a.音韻操作 ーー モーラ分解・抽出検査
b.聴覚的理解 ーー トークンテスト
c.視覚性記憶 ーー 三宅式記銘力検査
d.日常生活の記憶 ーー ウェクスラー記憶検査
e.視空間認知機能 ーー コース立方体組み合せテスト
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第161問意志決定障害をきたす病巣部位はどれか。
- 前頭葉
- 脳梁
- 内包
- 小脳
- 視床
第162問連合型視覚性失認で障害されるのはどれか。
- 大小の弁別
- 線画の異同弁別
- 写真の異同弁別
- 線画の模写
- 線画のカテゴリー分類
第163問半球離断症候群として右手に出現するのはどれか。
- 失書
- 失算
- 構成障害
- 触覚性呼称障害
- 観念運動性失行
第164問学習障害(LD)でDSM-IV-TRにないのはどれか。
- 読字障害
- 書字表出障害
- 発達性協調運動障害
- 特定不能の学習障害
- 算数障害
第165問ウイングの自閉症スペクトラムの3つ組はどれか。
a.社会性の障害
b.注意の障害
c.多動性障害
d.コミュニケーションの障害
e.想像力の障害
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第166問「小鳥」を[コタリ]、[オタリ]、[コトル]と発話する小学1年生で考えられる障害はどれか。
a.機能性構音障害
b.吃音
c.学習障害
d.知的障害
e. 口蓋裂による構音障害
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第167問2歳9カ月のことばの遅れのある子どもの検査として適切なのはどれか。
a. 新版K式発達検査
b.言語発達遅滞検査
c.グッドイナフ人物画知能検査(DAM)
d.構音検査
e. ITPA言語学習能力診断検査
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第168問英語の読み書きの学習が困難な15歳の中学生に用いる検査と して適切なのはどれか。
- WISC-Ⅲ
- WAIS-Ⅲ
- PEP-3
- PVT-R
- K-ABC
第169問DN-CAS認知評価システムの認知処理過程にないのはどれか。
- プランニング
- 同時処理
- 継時処理
- 知覚統合
- 注意
第170問適切なのはどれか。
a.前言語期の知的障害児に絵カードの呼称訓練を行う。
b.音韻意識に障害があるダウン症児に構音訓練を行う。
c.四肢麻痺のある脳性麻痺児にAACとしてマカトン法を実施する。
d.コミュニケーションを拡大するため子どもの手さしや指さしに応える。
e.仮名一文字の学習が困難な知的障害児に文字単語をキーワードとして学習させる。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第171問学習障害(LD)の指導として適切でないのはどれか。
- 学習の弱い点を反復練習によって補う。
- セルフェスティーム(自尊感情)を育成する。
- 書字困難ではワープロの使用を試みる。
- 教科やクラブ活動など得意な点を伸ばす。
- 保護者に子どものできる点をほめるよう助言する。
第172問誤っている組み合せはどれか。
- インリアル ーー 大人の発話法を重視
- マカトン法 ーー サインと音声とを同時提示
- 行動療法 ーー 刺激と反応と強化とによる指導
- TEACCH ーー 視覚刺激の利用
- ポーテージプログラム ーー 認知発達を重視
第173問保護者支援として適切なのはどれか。
a.障害児・者の当事者団体を紹介する。 b.言語訓練についてのセカンドオピニオンを希望した場合、評価と指導経過の資料を作成する。
c. 就学に関する相談に際し、 子どもの知能指数によって特別支援学校を勧める。
d. 保護者の要望に基づいた指導をするように担任に要望書を送付する。
e. 保護者に知能検査の意味を説明し同意を得てから検査を実施する。
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第174問50歳の男性。前日からの咽頭痛が憎悪し、 こもった声と呼吸困難とが出現した。最も注意を要するのはどれか。
- 急性咽頭炎
- 急性喉頭蓋炎
- 急性声帯炎
- 急性声門下喉頭炎
- 急性気管支炎
第175問喉頭ストロポスコピーで得られる声帯の重要な情報はどれか。
a.厚さ
b.緊張
c.出血の有無
d.粘膜波動
e.非振動部位
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第176問声の衛生指導として正しいのはどれか。
a. 騒がしい場所で話さない。
b.フライ発声を避ける。
c. ささやき声を使わない。
d. 水分摂取を控える。
e. 頻回に咳払いをする。
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第177問慢性呼吸不全のある喉頭摘出者に最も推奨するのはどれか。
- 気管食道瘻発声
- 食道発声
- 笛式人工喉頭
- 電気式人工喉頭
- 筆談
第178問鼻咽喰閉鎖機能の評価に用いるのはどれか。
a. ナゾメータ
b.電気グロトグラフ
c.パラトグラフ
d.オシロスコープ
e.ファイバースコープ
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第179問
a. 機能性構音障害
b. 口蓋裂術後の構音障害
c. 舌亜全摘術後の構音障害
d. ALSによる構音障害
e. 脳性麻痺による構音障害
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第180問正しい組み合せはどれか。
a.下顎欠損 ーー チンキャップ
b.軟口蓋欠損 ーー PLP
c.舌欠損 ーー PAP
d.顔面欠損 ーー エピテーゼ
e.軟口蓋麻痺 ーー 軟口蓋栓塞子
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第181問正しい組み合せはどれか。
a.筋萎縮性側索硬化症 ーー 閉鼻声
b.シャイ・ドレーガー症候群 ーー 気息性嗄声
c.脊髄小脳変性症 ーー 断綴性発話
d.ハンチントン病 ーー 不自然な発話の途切れ
e.パーキンソン病 ーー スラー様発話
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第182問会話時に使用困難なのはどれか。
- モーラ指折り法
- ペーシングボード
- 頭文字指差し法
- 遅延聴覚反応(DAF)
- リズミック・キューインク法
第183問嚥下障害の検査として用いないのはどれか。
- 水飲みテスト
- 摂食試行
- 空気力学的検査
- 喉頭ファイバースコピー
- 血中酸素飽和度モニター
第184問喉頭蓋谷の残留に対する代償法はどれか。
a.横向き嚥下
b.舌出し嚥下
c.努力嚥下
d.複数回嚥下
e. 頭頸部傾き嚥下
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第185問嚥下機能改善手術の目的でないのはどれか。
a.鼻咽腔の開放
b.声門閉鎖
c.喉頭挙上
d.梨状陥凹の拡大
e.食道の蠕動改善
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第186問力フ付二筒式カニューレ装着例の摂食訓練時に適切でないのはどれか。
a.痰の吸引
b.内筒抜去
c.カフの完全脱気
d.小さじ使用
e.複数回嚥下
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第187問吃音について正しいのはどれか。
- 原因不明の構音障害である。
- 学童期以降は発症しない。
- 遅延聴覚反応(DAF)を用いると発話速度が速くなる。
- 斉読で吃音頻度が減少する。
- 適応効果がない。
第188問獲得性吃音について正しいのはどれか。
- 非流暢性は特定の音に生じる。
- 復唱では吃症状が消失する。
- マスキングで改善される。
- 発達性吃音に比べて治療率が高い。
- 吃音への不安はまれである。
第189問乳幼児の聴力評価に用いないのはどれか。
- モロー反射
- BOA
- COA
- 耳音響放射検査
- ピープショウ検査
第190問小児滲出性中耳炎について正しいのはどれか。
- ティンパノグラムはAs型を示す。
- アブミ骨筋反射が陽性となる。
- テトラサイクリン少量長期投与が有効である。
- 口蓋裂児に高頻度にみられる。
- 学童期に新規発症のピークがある。
第191問中等度難聴児の発話の特徴はどれか。
- 有声・無声の混同がみられる。
- ピッチが極端に変動する。
- 子音の歪みがみられる。
- 母音が鼻音化する。
- 吸破音がみられる。
第192問ボーカルプレイについて適切でないのはどれか。
- 聴覚活用を促進する。
- 発声の習慣を形成する。
- 構音運動を意識化させる。
- 自然な音声模倣を誘導する。
- 聴覚的フィードバックを形成する。
第193問両耳聴を必要とする検査はどれか。
- 方向感検査
- 語音弁別能検査
- 歪語音明瞭度検査
- SISI検査
- 耳音響放射検査
第194問成人の選別聴力検査の検査周波数はどれか。
- 500Hzと1000Hz
- 500Hzと2000Hz
- 1000Hzと2000Hz
- 1000Hzと4000Hz
- 2000Hzと4000Hz
第195問両側同程度の高音急墜型難聴者の特徴はどれか。
a. 一対一の会話で聞き誤りがない。
b. 後ろや横からの呼び掛けに反応が悪い。
c. 電話の応対に困難を感じる。
d. 摩擦音の構音が不明瞭である。
e. 音源の方向が分からない。
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第196問我が国の聴覚障害者について正しいのはどれか。
- 両耳平均聴力レベル85dBは身体障害者手帳4級に該当する。
- 85歳以上は人工内耳の適応とならない。
- 手話を使用している者は全体の約60%を占める。
- 60歳以上が約40%を占める。
- 先天性難聴が約70%を占める。
第197問聴覚障害者の支援機器でないのはどれか。
- ブリスタ
- FM波送受信器
- 赤外線送受信器
- 磁気ループシステム
- 振動式呼び出し装置
第198問補聴器の部分でないのはどれか。
- フック
- チューブ
- コイル
- ダンパー
- ベント
第199問人工内耳の電極を挿入する部分はどれか。
- 前庭階
- 中央階
- 鼓室階
- 内リンパ嚢
- 内耳道
第200問先天性視覚聴覚二重障害児の行動特徴でないのはどれか。
a.チック
b.スピン
c.手かざし
d.クレーン
e. エコラリア
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e