第1問日常診療の場で推奨されないのはどれですか。
- 患者との共同作業
- 患者の自己決定権
- 患者の自己選択権
- インフォームドコンセント
- パターナリズム
第2問正しいのはどれか。
- 環境的要因をシミレーションして検討を行うのは臨床疫学である。
- 病態を対象として検討を行うのは理論疫学である。
- 疫学は結論に関与する要因の究明に役立つ。
- 因果関係の推定に最も強い根拠となるのは分析疫学の後向き研究である。
- コホート研究はまれな疾患が調査可能な介入研究である。
第3問顔面の表在感覚を支配しているのはどれか。
- 第V脳神経
- 第VII脳神経
- 第IX脳神経
- 第X脳神経
- 第XII脳神経
第4問聴覚の伝達経路に含まれないのはどれか。
- 内側膝状体
- 下丘
- 内側毛帯
- 上オリーブ核
- 蝸牛神経核
第5問外胚葉から発生するのはどれか。
- 神経系
- 骨・軟骨系
- 筋肉系
- 血液・リンパ系
- 甲状腺
第6問基本味に含まれないのはどれか。
- 酸味
- 塩味
- 苦味
- 辛味
- 甘味
第7問横隔膜について誤っているのはどれか。
- 胸腔と腹腔との境界にある。
- 下部肋骨、胸骨下端、脊椎から起始する。
- 筋線維は中央の腱部に集合し、上方に凸のドーム状となる。
- 吸息時にドームは下降する。
- 平滑筋である。
第8問伴性劣性遺伝する疾病はどれか。
- フェニールケトン尿症
- Duchenne型筋ジストロフィー
- ゴーシュ病
- ダウン症
- ポンペ病
第9問抗体を産生するのはどれか。
- マクロファージ
- 好酸球
- 好中球
- 形質細胞
- Tリンパ球
第10問巨赤芽球性貧血の原因はどれか。
- 鉄欠乏
- ビタミンB12欠乏
- 慢性腎不全
- 消化管出血
- 月経過多
第11問甲状腺機能亢進症で出現しない症状はどれか。
- 貧脈
- やせ
- 便秘
- 発汗
- 振戦
第12問正しいのはどれか。
a.在胎32週の分娩は満期産である。
b.在胎43週の分娩は過期産である。
c.正常新生児の体重は約3kgである。
d.正常新生児の身長は約50cmである。
e.正常新生児の頭位は約25cmである。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第13問3歳児について誤っているのはどれか。
- コップから水を飲める。
- 簡単な手伝いができる。
- 2語文が話せる。
- 階段を昇ることができる。
- 縄跳びができる。
第14問意識消失発作の診断に必要な検査はどれか。
a.脳波
b.筋電図
c.体性感覚誘導電位
d.頭部MRI
e.血糖値
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第15問パーキンソン病について誤っているのはどれか。
- 日本での有病率は10万対100前後である。
- 高齢になるほど有病率は高くなる。
- 振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害を四代徴候という。
- エルドーパ、ドーパミン受容体作動薬が主な治療薬である。
- 特定疾患認定を受けられるのはHoehn&Yahr分類II度以上である。
第16問DSM-Ⅳの身体表現性障害でないのはどれか。
- 身体化障害
- 転換性障害
- 乖離性障害
- 疼痛性障害
- 身体醜形性障害
第17問統合失調症(精神分裂病)について誤っているのはどれか。
- 有病率は0.1%である。
- 破瓜型は自閉傾向を主症状とする。
- 妄想型は妄想を主症状とする。
- 緊張型は精神運動障害を主症状とする。
- 治療は薬物療法を主とする。
第18問神経症でないのはどれか。
- 心気症
- 恐怖症
- 離人症
- 心身症
- ヒステリー
第19問自閉症について正しいのはどれか。
a.運動発達が遅れる。
b.言語発達が遅れる。
c.マークを覚えるのが得意である。
d.ひもなどに愛着を示す。
e.難聴がある。
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第20問自己記入方式評価法はどれか。
- WAIS
- Barthel Index
- SDS
- MMSE
- HDS
第21問誤っているのはどれか。
- 脳損傷の原因疾患では脳血管障害が高率にみられる。
- 小児の筋ジストロフィーではDuchenne型が多くを占める。
- パーキンソン病は神経変性疾患である。
- 筋萎縮性側索硬化症の四肢筋の萎縮は近位から始まる。
- 外傷性脊髄損傷では膀胱直腸障害をきたす。
第22問アレルギー性鼻炎で正しいのはどれか。
- 特異的ige抗体が陽性
- 血中好中球の増加
- 鼻孔粘膜の発赤腫脹
- 粘膿性の鼻汁
- 副鼻腔炎との合併が高頻度
第23問術後性上顎膿胞で正しいのはどれか。
- 手術後3年以内に出現する。
- 膿胞内に血液が貯留する。
- 骨破壊をきたす。
- 鼻出血を伴う。
- 顔面神経麻痺を伴う。
第24問正しいのはどれか。
- 頭部外傷は嗅覚障害の原因になる。
- 鼻中隔弯曲症では鼻内の乾燥を伴なう。
- 慢性副鼻腔炎は前頭洞に頻発する。
- 口蓋扁桃肥大は滲出性中耳炎の原因になる。
- 静脈性嗅覚検査法としてステロイドを用いる。
第25問誤っている組み合わせはどれか。
- メニエール病 ーー 左右側方注視眼振
- 良性発作性頭位めまい症 ーー 回旋性眼振
- 聴神経腫瘍 ーー めまい
- ハント症候群 ーー 水疱形成
- 上咽頭腫瘍 ーー 滲出性中耳炎
第26問遺伝性疾患はどれか。
a.歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症
b.ジョセフ病
c.多発性硬化症
d.シャイ・ドレーガー症候群
e.フリードライヒ病
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第27問誤っている組み合わせはどれか。
- クロイツフェルト-ヤコブ病 ーー プリオン
- エイズ脳症 ーー hiv
- クリプトコックス髄膜炎 ーー 真菌
- 進行性麻痺 ーー スピロヘータ
- 進行性多巣性白質脳症 ーー ヘルペスウィルス
第28問誤っている組み合わせはどれか。
- 大脳皮質 ーー 脳梗塞
- 内包 ーー 脳挫傷
- 脳幹 ーー 多発性硬化症
- 脊髄 ーー 椎間板ヘルニア
- 神経筋接合部 ーー 重症筋無力症
第29問口蓋裂手術の目的でないのはどれか。
- 鼻咽腔閉鎖機能の獲得
- 口蓋筋群の再建
- 経口摂取の改善
- 軟口蓋の良好な動き
- 口輪筋の再建
第30問鼻咽腔閉鎖機能不全に対して用いられるのはどれか。
a.hotz床
b.瘻孔閉鎖床
c.パラタルリフト
d.スピーチエイド
e.舌側弧線装置
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第31問口唇顎口蓋裂患者に多くみられるのはどれか。
a.上顎前突
b.歯丘の叢生
c.交叉咬合
d.下顎前突
e.開咬
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第32問口腔の構造について正しいのはどれか。
- 歯のセメント質は上部歯髄腔に付着する。
- 歯根膜は歯と顎骨とも結合する歯周組織である。
- 口蓋粘膜は粘膜下層を有する。
- 咬筋は開口筋である。
- 舌骨には閉口筋が付着する。
第33問下顎前突疾患者で異常を示す構音はどれか。
a.両唇音
b.歯音
c.硬口蓋音
d.軟口蓋音
e.咽頭音
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第34問義歯の不良で生じないのはどれか
- 開鼻声
- 口蓋化構音
- 歯音の異常
- 軟口蓋音の異常
- 両唇音の異常
第35問正しいのはどれか。
a.成人の1日の唾液分泌量は約300mlである。
b.全唾液の約60%が舌下腺から分泌される。
c.耳下腺管は咬筋の内側を通って臼歯部に開口する。
d.唾石は耳下腺より顎下腺に多くできる。
e.唾液分泌量の減少はう蝕の原因となる。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第36問内耳について誤っているのはどれか。
- 迷路とも呼ばれる。
- 蝸牛、半規管、耳石器がある。
- 生後3ヶ月で完成する。
- 内・外リンパで満たされている。
- 音、温度、身体の回転で刺激される。
第37問正しいのはどれか。
- 耳介は集音装置としての働きが大きい。
- 鼓膜が穿孔してもインピーダンス整合には支障はない。
- 中耳の音圧増強作用には耳小骨の重量差が関係する。
- 蝸牛有毛細胞は機械的エネルギーを電気的エネルギーに変える。
- 音の感覚の認知は脳幹で行われる。
第38問誤っているのはどれか。
- 純音聴力検査では気導と骨導とを測る。
- 気導閾値は○と×とで記入する。
- 感音性障害では気導閾値と骨導閾値とが同程度上昇する。
- 伝音性障害では気骨導差が見られる。
- 混合性障害では気導閾値に比べ骨導閾値の上昇が大きい。
第39問鼓膜の穿孔について誤っているのはどれか。
- 振動面積が小さくなる。
- 蝸牛層への相殺作用が起こる。
- 全欠損では約40dBの難聴となる。
- 伝音性障害が起こる。
- 補充現象が陽性になる。
第40問大脳辺縁系に属するのはどれか。
a.黒質
b.小脳扁桃
c.海馬
d.帯状回
e.扁桃体
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第41問脳脊髄液を産出するのはどれか。
- アストロサイト
- 上衣細胞
- シュワン細胞
- 脈絡叢
- オリゴデンドロログリア
第42問人の錐体路について正しいのはどれか。
- 一次運動野に由来する。
- 中脳で左右が交差する。
- 腰髄までは達していない。
- 脊髄後索内に存在する。
- 顔面筋の随意運動を支配する。
第43問神経伝達物質でないのはどれか。
a.アドレナリン
b.インスリン
c.セロトニン
d.ドーパミン
e.ノルアドレナリン
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第44問正しいのはどれか。
- 声帯の層構造は胎生後期に完成する。
- 声道の長さは思春期に最大となる。
- 男子では変声期に甲状軟骨下縁が突出する。
- 女性では閉経後声域上限が低下する。
- 変声は第一次性徴の一つである。
第45問間接喉頭鏡検査で被験者に「エー」と発声させる目的はどれか。
- 絞扼反射の抑制
- 咽頭腔の拡大
- 咽頭の挙上
- 舌根の後退
- 声帯の伸長
第46問正しいのはどれか。
- 喉頭蓋谷の前壁は喉頭蓋舌面である。
- 梨状陥凹の底部は喉頭室につながる。
- 輪状甲状筋は食道入口部閉鎖機能を持つ。
- 仮声帯の最後部は声門下腔にある。
- 声帯突起は披裂軟骨の一部である。
第47問開鼻声をきたすのはどれか。
- 両側口蓋帆張筋麻痺
- 純口蓋垂裂
- 粘膜下口蓋裂
- 両側後鼻孔閉鎖
- アデノイド増殖
第48問適切でない組み合わせはどれか。
- 暗所視 ーー 色彩識別機能
- ウェーバー比 ーー 相対弁別閾
- 共通運命の要因 ーー プレグナンツ
- 相対的位置 ーー 奥行き知覚
- 自己受容感覚 ーー 身体運動
第49問正しいのはどれか。
- 仮現運動の感覚体験は身体運動の際生じる。
- 多義図形では図と地との反転現象が生じる。
- 陰性残像では刺激光と同色の残像が生じる。
- 主観的輪郭の視覚体験は幻覚時に生じる。
- 視覚マスキングは2刺激継時提示では生じない。
第50問適切でない組み合わせはどれか。
- 新近効果 ーー 短期記憶
- プライミング ーー 潜在記憶
- 情報の精緻化 ーー 長期記憶
- 一般的知識 ーー 意味記憶
- アクションリサーチ ーー 作動記憶
第51問思考過程について誤っているのはどれか。
- 試行錯誤による解決は問題解決の初期段階で生じる。
- 回り道による解決には認知の再体制化が必要である。
- 成人では非逆転学習より逆転学習の方が困難である。
- 習慣的構えによって問題解決の可逆性が低下する。
- 心的回転課題の問題解決にはイメージが利用される。
第52問適切でない組合わせはどれか。
- 潜在学習 ーー 潜在意識
- 忘却曲線 ーー 節約率
- 等価反応 ーー 初歩的概念
- 情報の記銘 ーー 符号化
- 図式(スキーマ) ーー 文脈効果
第53問被験者にとって次に提示される刺激が予知できない測定法はどれか。
- 調整法
- 恒常法
- 極限法
- 適応法
- 等現間隔法
第54問正しい組み合わせはどれか。
- 間隔尺度の構成 ーー 極限法
- 比率尺度の構成 ーー 順位法
- 情緒的意味の測定 ーー Semantic Differential(SD)法
- 刺激閾値の測定 ーー Magnitude Production(MP)法
- 名義尺度の構成 ーー 調整法
第55問誤っているのはどれか。
- 社会調査では質問の順序が結果に影響する。
- 社会調査ではサンプルの数が多いほど正確な結果が得られる。
- 反応バイアスを避けるため賛成方向と反対方向との質問項目を用意する。
- 多次元尺度法を社会調査に用いることができる。
- 質問紙に評定尺度を用いた場合、平均値、標準偏差を算出できる。
第56問誤っているのはどれか。
- 名義尺度上の測定値にX 2検定に適用できる。
- 序数尺度上の測定値から中央値を求めることができる。
- 間隔尺度上の測定値から平均値、標準偏差を求めることができる。
- 序数尺度上の測定値にt検定を適用できる。
- 比率尺度上の測定値では四則演算が可能である。
第57問テストについて誤っているのはどれか。
- 内容妥当性が高ければ表面的妥当性は低くてもよい。
- 基準関連妥当性の側度として外部基準との相関係数を用いることができる。
- 妥当性の高いテストは信頼性も高い。
- 構成概念妥当性とは測定対象の概念について適切に測定しているか否かを示す指標をいう。
- 構成概念妥当性を示すのに因子負荷量を用いることができる。
第58問実験計画法に関係ないのはどれか。
- ラテン方格法
- 水準
- 分散分析法
- 一元配置法
- 原点
第59問人格検査でないのはどれか。
- MMPI
- WCST
- EPPS
- SCT
- TAT
第60問正しいのはどれか。
- Wolpe ーー サイコドラマ
- ADLer ーー 認知行動療法
- Kanner ーー 老年精神医学
- Maslow ーー 人間性心理学
- Erikson ーー 現象学的心理学
第61問正しいのはどれか。
- 田中・ビネー式知能検査では精神年齢修正表を用いる。
- SCTでは被験者に物語を完成させる。
- 投影法では被験者の反応の自由度が低い。
- ウェクスラー式知能検査では知能偏差値を求める。
- Y-Gテストでは20個の性格特性を測定できる。
第62問行動療法の技法で正しいのはどれか。
a.暴露法
b.抵抗分析
c.共感的理解
d.自由連想法
e.自律訓練法
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第63問うつ病の症状でないのはどれか。
- 早朝覚醒
- 食欲減退
- 思考制止
- 心気症
- 常道行動
第64問正しい組み合わせはどれか。
- Lewin ーー 臨床心理学
- Pavlov ーー 条件反射
- Piaget ーー 老年学
- Vygotsky ーー 学力検査
- Gibson,E.J. ーー 知能検査
第65問誤っている組み合わせはどれか。
- 乳児期 ーー 基本的信頼
- 幼児期 ーー 第一反抗期
- 学童期(6~15歳) ーー ギャング・エイジ
- 青年期(16~19歳) ーー 自我の芽生え
- 成人期 ーー 社会的責任
第66問誤っているのはどれか。
- 高齢者の記憶力は訓練によって改善される。
- 高齢者でも自己は重要な働きをする。
- 70歳を過ぎても発達する知的能力がある。
- 高齢者では人間関係への関心が減少する。
- 社会的知能は加齢に伴って進歩する。
第67問正しい組み合わせはどれか。
- Alport ーー 夢判断
- Bowlby ーー 自己同一性
- Hull ーー 自己受容
- Kretschmer ーー 性格類型
- Wertheimer ーー 比較行動
第68問正しいのはどれか。
- 両眼立体視の機能は生後徐々に発達していく。
- 自己鏡映像認知は生後1ヶ月以内に成立する。
- 音声弁別能力は発話開始と同時に発言する。
- 保存の概念は前操作期までには形成されない。
- 対象物永続性の概念は児童期になって成立する。
第69問知覚・認知発達について適切な組合わせはどれか。
- 新生児模倣(共鳴動作) ーー 象徴機能
- 遅延反応 ーー 反応時間
- 感覚運動的知能 ーー 脱中心化
- 幼児期健忘 ーー 発達障害
- 刷り込み ーー 初期学習
第70問パラトグラムで構音点が観察できる子音はどれか。
a.両唇音
b.歯茎音
c.側面音
d.軟口蓋音
e.声門音
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第71問破裂音でない国際音声字母はどれか。
- [b]
- [v]
- [g]
- [q]
- [c]
第72問日本語の子音音素でないのはどれか。
- 無声歯茎音
- 無声声門音
- 無声接近音
- 有声口蓋化音
- 有声鼻音
第73問日本語に生じる副次構音はどれか。
a.母音の声門化
b.母音の軟口蓋化
c.母音の無声化
d.子音の円唇化
e.子音の咽頭化
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第74問日本語(東京方言)の3モーラ名詞のアクセント型の種類で正しいのはどれか。
- 1種類
- 2種類
- 3種類
- 4種類
- 5種類
第75問45dB増幅し25dB減衰させると0dBSPLになる音の音圧はどれか。
- 90μPa
- 70μPa
- 40μPa
- 20μPa
- 2μPa
第76問連続スペクトルになるのはどれか。
a.トーンバースト
b.純音
c.周期音
d.雑音
e.過渡音
- a、b、c
- a、b、e
- a、d、e
- b、c、d
- c、d、e
第77問音声分析におけるサンプリング周波数について正しいのはどれか。
- 分析可能な最高周波数に一致する。
- 2倍以下の周波数範囲が分析対象となる。
- 1/2以下の周波数範囲が分析対象となる。
- 1/5以下の周波数範囲が分析対象となる。
- 分析可能な周波数範囲に関係がない。
第78問声門が閉じ唇が開いている長さ17cmの一様な声道の共鳴周波数で正しいのはどれか。
- 第1、第2共鳴周波数とも1kHz以下に低下する。
- 第1共鳴周波数は300Hz以下、第2共鳴周波数は2kHz以上になる。
- 第1共鳴周波数は約500Hzで、その奇数倍の共鳴周波数を持つ。
- 第1共鳴周波数は約1kHzで、その偶数倍の共鳴周波数を持つ。
- 第1、第2共鳴周波数とも1kHz以上になる。
第79問鼻腔のような分岐のある声道について正しいのはどれか。
- 音波とエネルギーが吸収される周波数がある。
- 鼻腔と口腔で共鳴が2倍に増強される。
- 鼻腔と口腔で音波が2分され半分に減衰する。
- 分岐があっても共鳴特性は変化しない。
- 分岐の内部で新たな音波が生成される。
第80問半母音の音源となるのはどれか。
- 構音の速さ
- 声帯の振動
- 狭めでの摩擦
- 狭めでの破裂
- 狭めでの破擦
第81問1kHz、40dBSLの純音の2倍の大きさに聞こえる音はどれか。
- 43dBSL
- 46dBSL
- 50dBSL
- 53dBSL
- 60dBSL
第82問1kHz、40dBSLの純音の2倍の高さに聞こえる周波数はどれか。
- 約1kHz
- 約1.5
- 約2
- 約3
- 約4
第83問音源に対する水平方向の弁別で正しいのはどれか。
- 距離弁別は正面に対して左右45度の方向が最も悪い。
- 距離弁別は正面方向が最も悪い。
- 距離弁別は正面に対して左右90度の方向が最も悪い。
- 方向弁別は正面方向が最も悪い。
- 方向弁別は正面に対して左右90度の方向が最もよい。
第84問音の到達時間差によって音像が移動する現象はどれか。
- ハース効果
- カクテルパーティー効果
- ドプラ効果
- ベルヌーイ効果
- 音韻修復効果
第85問日本語の形態素の例で正しいのはどれか。
- /s/
- 「しろ(白)」の「し」
- 「しろ(白)」
- 「しろさ(白さ)」
- 「しろくま(白熊)」
第86問言語の二重分節性について正しいのはどれか。
- 線条性と階層性との二つの観点からの分節
- 音声レベルでの分節と文字レベルでの分節
- 音素への分節と音節への分節
- 形態素への分節と音素への分節
- 統語論と意味論との二つの観点からの分節
第87問「太郎が花子に指輪を贈る」の「太郎が」「花子に」「指輪を」の役割の区別を表す用語はどれか。
- テンス
- アスペクト
- モダリティー
- ヴォイス
- 格
第88問日本語の音素の種類の数として正しいのはどれか。
- 5
- 約10
- 約20
- 約50
- 約100
第89問日本語のモーラ(拍)の例で正しいのはどれか。
- きゅ
- きゅん
- きゅっ
- きゅう
- きゅうん
第90問言語の変種の例として適切でないのはどれか。
- 現代のことばと江戸時代のことば
- 若者のことばと老人のことば
- 男性のことばと女性のことば
- 場面によることばの違い
- 地域によることばの違い(方言)
第91問日本語の2音節語の典型的な音配列はどれか。
- VCVC
- CVCC
- CVVC
- CVCV
- CCCV
第92問2歳児が犬だけでなく馬を指して「ワンワン」というのはどれですか。
- プロトワード
- スクリプト
- 脱文脈化
- 意味的汎用
- 延滞模倣
第93問語彙が急激に増加し始める時期はどれか。
- 新生児期
- 感覚運動期
- 前操作期
- 具合的操作期
- 形式的操作期
第94問正しいのはどれか。
a.地域権利擁護事業の対象者は精神障害者と知的障害者である。
b.市町村地域福祉計画は都道府県地域福祉計画の支援の下に策定される。
c.支援費支給制度は身体障害、知的障害および精神障害の各領域で制度化される。
d.都道府県運営適正化委員会は社会福祉事業の経営適正実施のために設置される。
e.国民健康保険団体連合会は介護保険制度における苦情処理を行う。
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第95問医療保険で正しいのはどれか。
- 保険医療機関と保険医の双方指定が保険診療には必要である。
- 詐欺または不正な目的で診療を受けても給付は受けられる。
- 健康保険は国民健康保険と同じく地域保険である。
- 療養の給付は正しくは任意給付と呼ばれる。
- 国民健康保険は法定の事業所に使用されている労働者を被保険者とする。
第96問社会福祉法人の事業運営上で誤っているのはどれか。
- 自ら行うサービスについて質の評価を行う。
- 提供するサービスの利用にあたって書面交付を行う。
- 利用者からの苦情に対してその解決に努めなければならない。
- 同一年次に寄付金の募集を行い、共同募金の受配を受ける。
- 社会福祉事業外の収益事業を行う。
第97問精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で正しいのはどれか。
- 精神作用物質の薬物依存は精神障害者と定義される。
- 市及び特別区は精神病院を設置しなければならない。
- 保護者には患者に対する自傷他害防止義務がある。
- 精神保健指定医5年毎の研修を受けるよう努めなけばならない。
- 任意入院の場合でも指定医の診察により48時間に限り担任延期ができる。
第98問個別援助技術の原則として正しいのはどれか。
a.「個別化」
b.意図的な感情表出
c.積極的な情緒関与
d.葛藤解決の経験
e.援助者の自己活用
- a、b
- a、e
- b、c
- c、d
- d、e
第99問新たな国際障害分類の説明として誤まっているのはどれか。
- 機能障害を「心身機能・構造」とし、否定的側面を「機能障害」という。
- 能力障害を「活動」とし、否定的側面を「活動制限」という。
- 社会的不利を「参加」とし、否定的側面を「参加制約」という。
- 環境因子として212項目設定した。
- 人間と環境との関係を相互作用モデルから独立変数モデルに変えた。
第100問正しいのはどれか。
- リハビリテーションに関する立法は第一次世界大戦から数多くなされていた。
- アメリカでは1940年代前半に職業リハビリテーション法(スミス・フェス法)が制定された。
- 施設中心主義のノーマライゼーションの思想は1960年代に高まった。
- 1990年代前半に「障害のあるアメリカ人法(ADA)」が制定された。
- 国際連合は1991年から2000年を「国際障害者の10年」と位置づけた。