STナビ

医療・福祉・介護・リハビリテーションの情報サイト:STナビ

リハビリ・医療 音声障害

声帯溝症(せいたいこうしょう)

投稿日:

声帯粘膜の縁に前後に走る溝状の凹みができたものです。この溝が生じると、声門がしっかりと閉じず(声門閉鎖不全)、正常では一息で15秒ほど発声できるところを数秒しか発声できない状態になります。

原因

原因は、長期による炎症の残遺、加齢による声帯の変化、生まれつきのものがあります。

症状

主な症状は、嗄声(声のかすれ)と息漏れです。また、大きな声が出せない、話すことが辛いなどの訴えもみられます。声門閉鎖不全により「息こらえ」ができなくなるため、力が入れにくくなり、スポーツや荷物の運搬などに支障が生じることもあります。

治療

治療は、声門閉鎖不全の改善に焦点を当てていきます。

保存的治療としては、音声訓練を行います。プッシング法という手技を行います。

手術的治療としては、声帯内注入術、喉頭形成手術、声帯再生手術などを選択していきます。また、術後は正しい発声方法を獲得するために音声訓練を行います。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-リハビリ・医療, 音声障害

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

高次脳機能障害の診断基準

高次脳機能障害の診断方法 高次脳機能障害の診断は、画像による検査、神経心理学的検査、問診や行動観察を行い、総合的に判断します。 画像による検査 頭部のMRI、CTや脳波の検査、脳血流の検査などを行いま …

摂食障害(拒食症と過食症)

摂食障害(拒食症と過食症) 神経性食欲不振症(拒食症)、神経性過食欲症(過食症)、特定不能の摂食障害は、食行動の異常に基づく原因不明の難治性の疾患です。 神経性食欲不振症(拒食症) 神経性食欲不振症と …

高次脳機能障害の原因

主な原因 高次脳機能障害を呈する主な原因としては、60~70%を脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)が占めます。次いで脳外傷、低酸素脳症、脳腫瘍、脳炎などの感染症があります。 こうした原因疾患へ …

吃音の進展段階

吃音の症状の進展 吃音には、症状が進展する特徴を持っています。 症状の進展具合を「進展段階」といい、4つの層あります。4つの層は第1層から始まり、第4層に進むにつれ、吃音の症状は重症化していきます。 …

失語症まとめ

失語症に関する記事をまとめました。新しい記事が投稿されましたら随時追加していきます。 この記事の投稿者 宮崎 関大 言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆し …