嚥下障害

リハビリ・医療

とろみの必要性について

とろみの必要性について口から食べる機能が障害されると、一般的に水分やお茶、味噌汁のようなものが上手に飲めなくなります。水のようにサラサラした粘度の低い液体は、動きが速く、口の中で広がりやすいため、誤って気管に入ってしまう場合があります。そこ...
リハビリ・医療

嚥下障害にかかわる検査(VF、VE)

嚥下障害にかかわる検査のなかで特に嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)の説明をします。嚥下造影検査(swallowing videofluorography:VF)バリウムなどの造影剤を含んだ模擬食品をX線透視下に嚥下させ、透視像を...
リハビリ・医療

嚥下障害にかかわる簡易検査(スクリーニング検査)

嚥下障害にかかわる簡易検査(スクリーニング検査)嚥下障害を診断する検査には、嚥下障害の有無を簡便に評価するスクリーニングテストと嚥下障害の障害程度を評価する検査があります。嚥下運動は外部から観察しにくく、身体所見のみで障害の程度を評価するこ...
リハビリ・医療

嚥下障害のリハビリテーション(直接訓練)

嚥下障害のリハビリテーションについて摂食・嚥下障害に対するリハビリテーションには、嚥下器官へ刺激や運動を加えて間接的に嚥下を改善しようとする間接訓練(機能改善アプローチ)と姿勢や食物形態の調整、摂取方法の統制といった方法で直接的に障害を代償...
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嚥下障害のリハビリテーション(間接訓練)

嚥下障害のリハビリテーションについて摂食・嚥下障害に対するリハビリテーションには、嚥下器官へ刺激や運動を加えて間接的に嚥下を改善しようとする間接訓練(機能改善アプローチ)と姿勢や食物形態の調整、摂取方法の統制といった方法で直接的に障害を代償...
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嚥下食ピラミッドについて

嚥下食ピラミッドについて嚥下食ピラミッドとは、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会で発表された「5段階による嚥下食」の進化・発展形のことです。 すべての食事を摂食・嚥下の難易度にもとづいて、普通食から嚥下食までの6段階のレベルに分類し、各レ...
リハビリ・医療

嚥下障害者の食物の形態について

嚥下障害者の食物の形態について食物の種類と形態嚥下障害患者にとって、食物は咀嚼や食塊形成の障害を補うことができ、咽頭残留や誤嚥の危険が少ないものでなければなりません。そのため、食物に求められる条件は、密度が均一であること適当な粘度があって、...
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誤嚥と誤嚥性肺炎

誤嚥とは通常、食べ物を嚥下するときには、食べ物は食道へ流れ込みますが、これが食道ではなく気管に入ってしまう状態のことを誤嚥といいます。誤嚥をしたときには、激しくむせて誤嚥物を喀出しようとする防御機構が働きます。これを顕性誤嚥といいます。しか...
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摂食・嚥下障害の原因

摂食・嚥下障害の原因嚥下障害の原因は、器質的(解剖学的)原因、機能的(生理学的)原因、心理的原因、加齢にともなう機能低下の4つに分けられます。器質的(解剖学的)原因器質的障害とは、口腔、咽頭、食道などの解剖学的構造に異常がある場合で、食塊の...
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嚥下体操

嚥下体操嚥下体操とは、飲み込みに問題のある方やむせやすい方、高齢者など多くの嚥下に不安のある方を対象とした食事前の口や舌、のどの準備体操のことです。体操により口や舌、のどを動かすことで筋力アップを図り、誤嚥予防に効果があります。また、リラク...