電話リレーサービス（遠隔手話通訳）とは

聴覚や言語に障害がある方が電話をかけるとき、本人の代わりにオペレーターが電話をかけて、《本人→オペレーター→相手》の順にリレー形式で内容を伝えるサービスがあります。

サービスの概要

聴覚や言語に障害がある方が電話をかけるとき、本人に代わってオペレーターが仲介して手話や筆談の内容を相手先に伝達するサービスです。

スマホ・タブレット・パソコンなどのテレビ電話でオペレーター（通訳）と会話をするので、リアルタイムで問い合わせができ、外出先でも使えてとても便利です。

株式会社　プラスヴォイス
https://plusvoice.co.jp/

日本財団　電話リレーサービス・モデルプロジェクト
https://trs-nippon.jp/

電話リレーサービスは、航空会社、銀行、保険会社など多くの企業で提供されています。また、厚生労働省は遠隔通訳を導入するよう各自治体に働きかけを行っており、全国的に導入を検討されています。

電話リレーサービスのような独自サービスを提供する企業もあります。

ドコモ『みえる電話』
音声認識機能を利用して、電話相手の声を文字化するサービスです。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/mieru_denwa/

e-mimi『リアルタイム文字通訳サービス』
電話の音声をオペレーターにつなげ、リアルタイムで文字に起こしてタブレットなどに表示するサービスです。
http://www.iscecj.co.jp/parts/pages/e-mimi.html