STナビ

医療・福祉・介護・リハビリテーションの情報サイト:STナビ

リハビリ・医療 構音障害

器質性構音障害

投稿日:2015年10月1日 更新日:

器質性構音障害とは

言葉を発音する器官に異常があり、正しい構音ができない状態のことを器質性構音障害と呼びます。

原因

器質性構音障害の原因の代表的なものは先天的なものでは口唇(顎)口蓋裂、後天的なものでは口腔や咽頭、舌のがん切除後の変形があげられます。

口唇(顎)口蓋裂は、胎生期に唇や上顎をつくる部分がくっつかず、裂けた状態で生まれてくる先天的な疾患で、日本では500人に1人の割合で生まれてきます。
唇だけが裂けている場合を口唇裂、口の中(上顎)だけが裂けている場合を口蓋裂、どちらとも裂けている場合を口唇(顎)口蓋裂といいます。

koushin1 koushin2 koushin3
片側不完全 片側完全 両側完全

治療

治療は状態にもよって異なりますが、哺乳の問題、唇や鼻の形態・顎の発育や噛み合わせの問題、発音の問題、中耳炎などの耳の病気の問題、心理的な問題など多岐に渡ります。そのため、口腔外科医や整形外科医、小児科医、耳鼻咽喉科医、歯科医、言語聴覚士などのチームアプローチが行われ、適切な時期に適切な手術や訓練を行うことが可能となっています。

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-リハビリ・医療, 構音障害
-

執筆者:

関連記事

摂食・嚥下障害の原因

摂食・嚥下障害の原因 嚥下障害の原因は、器質的(解剖学的)原因、機能的(生理学的)原因、心理的原因、加齢にともなう機能低下の4つに分けられます。 器質的(解剖学的)原因 器質的障害とは、口腔、咽頭、食 …

嚥下障害のリハビリテーション(直接訓練)

嚥下障害のリハビリテーションについて 摂食・嚥下障害に対するリハビリテーションには、嚥下器官へ刺激や運動を加えて間接的に嚥下を改善しようとする間接訓練(機能改善アプローチ)と姿勢や食物形態の調整、摂取 …

音声振戦症

本態性振戦症という疾患の症状のひとつで、声の「ふるえ」が起こります。 ※ 本態性振戦症とは、原因不明の身体に「ふるえ」が起こる疾患です。症状は「ふるえ」のみで、手や足、声など身体上に「ふるえ」がみられ …

耳の解剖と聞こえについて

耳の解剖 外耳 耳介(がいじ)と外耳道(がいじどう)から作られます。 耳介は前後の方向感覚に役立ち、外耳道は鼓膜へ音を伝えるトンネルとしての働きをします。 中耳 鼓膜(こまく)、耳小骨(じしょうこつ) …

嚥下障害にかかわる検査(VF、VE)

嚥下障害にかかわる検査のなかで特に嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)の説明をします。 この記事の投稿者 宮崎 関大 言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメイ …


ランキング参加中
ワンクリックが励みになります!応援お願いします。。(〃_ _)σ∥

にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ