ストループ・テスト(Stroop Test)

高次脳機能障害

ストループ・テスト(Stroop Test)は、前頭葉の注意や干渉の抑制機能を測定するための検査です。
色名語とそれが書かれたインクの色が異なる色名語を呈示されても言葉から妨害を受けるため正確なインクの色の呼称反応ができないこと(ストループ効果)と、言葉が表す色と色バッチを照合することを求められても色名語のインクの色から妨害を受けること(逆ストループ効果)の2つの効果を同時に測定することができます。

Victoria版ストループ・テスト

Part1は統制条件で、緑、青、黄、赤のドットを色名呼称する。
Part2は色名と無関係な単漢字を色名呼称する。
Part3は干渉条件で、例えば緑色で書かれた「青」という漢字を色名呼称する。

慶應版ストループ・テスト

Part1は統制条件で、緑、青、黄、赤のドットを色名呼称する。
Part2は干渉条件で、例えば緑色で書かれた「青」という漢字を色名呼称する。

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