修正作話質問紙(Modified Confabulation Questionnaire)

高次脳機能障害

作話症(confabulation)とは、実際に体験しなかったものが誤って追想されるもので、その内容はくるくると変化しやすい。老年認知症者で物忘れがひどくその欠損をうめるために話されるもの(当惑作話)、コルサコフ症候群などで生産的に話されるもの(生産的作話)、空想的に述べられるもの(空想的作話)がある。
作話と妄想の区別がしにくいことに注意が必要。

エビソード記憶、意味記憶だけでなく、未来に対する質問も付加されており、作話を構造的、定量的に測定できる利点があります。しかし、判定基準に信頼性・妥当性が十分に検討されておらず、自発的作話ではなく誘発的作話の特徴を検討していることに留意が必要です。

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