STナビ

医療・福祉・介護・リハビリテーションの情報サイト:STナビ

福祉・介護 高次脳機能障害

精神状態短時間検査(MMSE)

投稿日:

精神状態短時間検査(Mini-mental State Examination:MMSE)は、元々は、精神疾患のなかで認知障害を有する患者を検出することを目的として考案されたものです。
この検査は実施が容易なことや、臨床的有用性の高さから、神経疾患や一般内科疾患、認知症疾患の認知機能テストとして広く用いられてきました。

日本では、日本語版MMSE(MMSE-J)が発売されています。

MMSEの特徴

  • 認知症の疑いを判断するスクリーニング検査
  • 国際的に使用されている
  • 採点のカットオフ値は、30点満点中21点以下
  • 認知機能の検査は、質問形式の11項目(時間の見当識、場所の見当識、即時想起、注意と計算能力、遅延再生(短期記憶)、言語的能力、図形的能力(空間認知))

認知症の類似検査

MMSEとともに認知症のスクリーニング検査として知られている評価方法に「HDS-R」があります。HDS-Rは、1991年に改訂長谷川式簡易知能評価スケールとして改訂されており、MMSEに比べ、口頭での質問事項のみで検査ができるのが特徴的です。日本の医療・介護現場ではHDS-Rを活用することが多いようです。

関連記事

この記事の投稿者

宮崎 関大
宮崎 関大
言語聴覚士。専門は成人聴覚障害。補聴器やコミュニケーション方法についてメインで執筆していく予定。

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-福祉・介護, 高次脳機能障害
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

エディンバラ利き手検査

利き手を知ることは、大脳の言語野の優位半球と劣位半球の推定に役立ちます。 人類の約90%が右手利きであり、左半球が言語野のある優位半球となります。右手利きの人の5%は右半球に言語野のあります。また、左 …

コース立方体組み合わせ検査

コース立方体組み合わせ検査(Kohs Block Design Test)は、Kohsによって開発された、積木模様の組み合わせだけにより一般知能としてのIQを算出できる検査です。 元々は聴覚障害者や言 …

実行検査(EXIT25)

実行検査(Executive Interview:EXIT25) 50点満点の失点方式による遂行機能検査です。 特徴 下位検査には以下の項目があります。 数字-文字課題 語流暢性 デザイン流暢性 主題 …

価格テスト

価格テスト(Prices Test)は、身近な物の現在の価格を質問することにより、逆向性健忘の程度を測定する検査です。 特徴 日本語版では以下のことに留意した上で、価格を質問する物品が選択されています …

標準高次視知覚検査(VPTA)

標準高次視知覚検査(Visual Perception Test for Agnosia:VPTA)は、日本失語症学会により、視覚失認、視空間失認を中心とした高次視知覚機能やその障害を包括的に把握でき …



サイト内検索